ChatGPTとの会話が認知症予防に?活用方法と注意点を解説

ケアリエコラム>認知症予防

認知症予防には、脳の活性化やコミュニケーションが重要とされています。最近では、AIを活用した方法が注目されており、その一つがChatGPT(チャットジーピーティ―)です。

ChatGPTは、日常の会話やクイズ、情報収集などを通じて、認知症予防に役立つ可能性があります。

「AIは難しいのでは…?」と思うかもしれませんが、意外と使い方はシンプルなので、高齢者の方でも手軽に使うことができます。

この記事では、ChatGPTの基本的な使い方から、具体的な活用法、導入のポイントまで詳しく解説します。

 

”ざっくり”この記事でわかること

・ChatGPTはクイズや会話で脳を活性化できる

・AIとの会話が孤独感を軽減し、発話の機会を増やす

・ChatGPTの使い方は意外と簡単

 

 

ChatGPTとは?

ChatGPTとは、人工知能(AI)を活用した会話型のアシスタントです。チャット入力欄に文字を入力するだけで、数秒で文字を返信してくれ、まるで人と話しているように使うことができます。

例えば、「今日の天気は?」「簡単な脳トレ問題を出して」といった質問にも答えてくれます。

 

スマートフォンやパソコンがあれば利用でき、特別な知識がなくても始められるのが特徴です。

また、ChatGPTは「音声入力」にも対応しているため、文字を打つのが苦手な方でも、話しかけることで利用できます。

このことから、日々の会話を増やし、認知症予防に役立てることができます。

ChatGPTを活用した認知症予防の具体的な方法

それでは、具体的なChatGPTの活用例をみていきましょう。

脳トレ

脳を活性化させるためには、新しいことへの挑戦も重要です。ChatGPTを使えば、簡単に脳トレができます。

・クイズやなぞなぞを出題してもらう

・しりとりをして言葉を思い出す など

これらを習慣化することで、脳の働きを維持するのに役立ちます。

話し相手として活用する

高齢になると、退職などをきっかけに社会との繋がりが減ることが考えられます。人との会話が減ると、寂しさを感じたり、気分が落ち込んだりすることもありますよね。

一人暮らしの方や、日常的に会話の機会が少ない方にとって、ChatGPTは良い話し相手になります。

「今日は天気がいいですね」「昔はよく旅行に行ったなあ」など、ちょっとした雑談でも、誰かと話すことは大きな刺激になります。

「AIと話すって虚しいのでは?」と思うかもしれませんが、「友達みたいに喋って」とお願いをすると、本当に人間と話しているような文章で返してくれます。

「なんでも話せる相手がいる」と感じるだけで、日々がたのしくなると思いませんか?

音声入力で発生の機会をつくる

「一人暮らしで今日は誰とも会話しなかった…」そんな方も多いのではないでしょうか。

人と話す機会が減ると、声を出すことも少なくなります。しかし、音声入力を活用すれば、ChatGPTに話しかけることで自然と声を出す機会が増えます。

例えば、「今日のニュースを教えて」と話しかけるだけでも、発話の習慣になります。声を出すことは、脳の活性化だけでなく、発声機能の維持にもつながります。

思い出を語る「回想法」

過去の思い出を話すことは、認知症予防に効果的だとされています。ChatGPTを使えば、「昔好きだった遊びは?」「学生時代の思い出を教えて」などの質問をしてもらい、それに答えることで記憶を刺激できます。

思い出話として「若いころ、家族で温泉旅行に行ったんだ」とChatGPTに話すと、「どこの温泉でしたか?」「誰と行かれたんですか?」といったように、自然と会話が続きます。

会話の中でChatGPTがその話を覚えてくれて、別の日に「この前お話しされた温泉旅行、素敵でしたね」と話しをしてくれることもあるんです。

こうしたやり取りは、思い出話だけではなく、記憶の呼び起こしや感情の整理にもつながり、脳にとってとても良い刺激になります。

ChatGPTを活用する際の注意点

便利なChatGPTですが、いくつか注意点があります。

ChatGPTは万能ではない

ChatGPTは非常に便利なツールですが、完璧ではありません。生成AIは、誤った情報(ハルシネーション)を伝えることがあるためです。

全てをそのまま信じるのではなく、必要に応じて事実確認を行うことが重要です。特に健康や法律に関する情報は、専門家の意見と併せて活用しましょう。

依存しすぎない

ChatGPTに頼りすぎると、人とのリアルな会話の機会が減る可能性があります。AIとの会話だけでなく、家族や友人との対話も大切にし、バランスを取ることが重要です。

また、スマートフォンやパソコンの使いすぎは目を酷使することに繋がります。適度に使用することを心がけると良いでしょう。

個人情報を入力しない

ChatGPTなどの生成AIは、ユーザーの会話からフィードバックを得ることで学習し、日々進化しています。

そのため、個人が特定できてしまう情報(フルネームや住所、電話番号など)を入力しないように注意しましょう。

この学習機能は「オフ」にすることも可能です。学習を希望しない場合は、以下の手順でオフにしましょう。

設定画面

→パーソナライズ

→「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ

オフにしたとしても、個人情報は入力しない方が懸命だといえます。ただ、名前だけやニックネームなどであれば問題ないでしょう。

むしろ、自分の名前を呼びかけてもらうことは脳の活性化に繋がることが考えられます。適宜、上手く利用することをおすすめします。

ChatGPTの導入方法

ChatGPTはどのように始めたらよいのでしょうか。導入方法をみていきましょう。

 無料で簡単に始められる

ChatGPTは、無料で利用することができます。インターネットに接続できるスマートフォンやパソコンがあれば、特別なソフトをインストールしなくても使えます。

また、アプリやインターネット、どちらでも使用することが可能です。コミュニケーションアプリのLINEをイメージすると想像しやすいかと思います。

アカウント登録すると会話を記録できる

アカウント登録をしなくても利用できますが、アカウントを登録すると会話履歴を残すことができ、より便利に利用ができます。

「前回の会話の続きから話しをしたい」

「以前の会話を覚えてほしい」

といった場合は、アカウント登録をすることをおすすめします。

初期設定は家族がサポートするのがおすすめ

初めて使う時は、ご自身だけでは難しいと感じるかもしれません。その際は、ご家族がサポートすると良いですね。

詳しい手順は、こちらのサイトが参考になりました。ぜひ、参考にしてみてください。

▶参考:【初心者向け】ChatGPTの始め方と使い方のコツを解説|ルートテック

まとめ

ChatGPTは、思ったよりも簡単に使えて認知症予防に役立つ可能性があります。

クイズや会話、回想法などを取り入れて、日々の生活に楽しく活用しましょう。

また、初めて使う際には家族のサポートがあると安心です。ChatGPTを上手に活用し、日々がたのしくなるきっかけになれば幸いです。

 


 

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-この記事の執筆者-

ケアリエコラムチーム

「介護コネクト」のコラムを執筆するチームです。介護や高齢者の健康・生活に役立つ情報をご紹介します。

 

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