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【高齢者の病気】
特徴とその予防法

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高齢者になると心身機能が低下するとともに、病気にかかりやすくなります。人によっては複数の病気を抱えており、病気が長引けばADL(日常生活動作)が低下し、認知症を発症する恐れがあります。

 

では、高齢期にかかりやすい病気とはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事では、高齢期に多く見られる代表的な病気を紹介するとともに、その予防法を解説します。

 

 

-目次-

1.病気を発症しやすくなる原因

2.高齢期に多く見られる病気

3.病気の罹患にともなうリスク

 3-1.病気が慢性化する

 3-2.薬の副作用が出やすい

4.実践したい病気の予防法

 4-1.定期的な健康診断

 4-2.栄養のある食事の接種

 4-3.定期的かつ適度な強度の運動

5.まとめ

-参考文献

病気を発症しやすくなる原因

加齢にともなって、筋力をはじめ心臓などの各器官の生理的機能などが低下します。このような変化を一般的には「老化」と言います。

 

・体力・免疫力の低下

・臓器の持つ機能の低下

・回復力の低下

・筋力の低下

・環境へ適応する力の低下 など

 

老化が進む背景には、病気の有無、遺伝的要素や、生活習慣、環境的要素があると指摘されています。このような老化は、高齢者が病気を発症しやすい原因となっています。

高齢期に多く見られる病気

では、高齢期に多く見られる病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

内閣府の発表した「平成29年版高齢社会白書(全体版)」によると、高齢者の受療率の高い病気は次のとおりです。

 

・脳血管疾患

・悪性新生物(がん)

・心疾患

・高血圧性疾患

 

なかでも、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患は、高齢者の死因として挙げられているため、予防や早期発見、早期治療が重要です。

病気の罹患にともなうリスク

高齢者が病気にかかることで、どのようなリスクがあるのでしょうか。以下、詳しく見ていきましょう。

病気が慢性化する

高齢になると、免疫機能や回復力が低下して病気が治りにくくなります。病気が慢性化すると治療が難しくなり、最期を迎えるまで付き合っていかねばなりません。特に、生活習慣病は一度罹患すると根本的な治癒が難しいので、その予防が重要だといえます。

薬の副作用が出やすい

薬は病気の治療に不可欠です。しかし、高齢者のなかには複数の薬を服用している方がおり、現れる副作用が懸念として挙げられます。

 

高齢者は薬の副作用が出やすく、それが重症化するとさまざまな臓器に悪い影響を与えます。また、せん妄などの精神的な症状が出ることもあるため、認知症と誤認されることもあります。

実践したい病気の予防法

これまでに紹介した病気を予防するために、日頃から実践できる方法を紹介します。

定期的な健康診断

定期的な健康診断を受けて健康状態をよく知り、早期に身体の異変を発見するようにしましょう。病気によっては初期段階では発見がしづらいため、定期的な診断を受けて、必要に応じて医師の診察を受けることをおすすめします。

栄養のある食事の摂取

野菜、果物、魚など、栄養バランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。食事がおろそかになれば低栄養状態となり、病気にかかりやすくなるばかりか、ADL(日常生活動作)低下にも繋がります。

 

また、脂質や糖質の食べ過ぎは生活習慣病にかかるリスクが高まります。日頃の食事だけで栄養バランスを取ることが難しければ、栄養士に相談したうえでサプリメントを摂ることも効果的です。

定期的かつ適度な強度の運動

適度な運動は、心身機能の維持・回復に効果的です。また、肥満の予防にもなるため、肥満が原因となる生活習慣病の予防にも期待できます。

 

適度な運動とは、本人が無理なく続けられる程度の強さです。運動が習慣化していない方は、ラジオ体操やNHKが放映している健康体操から始めてみましょう。

 

これらはすぐにでも実践できる方法なので、該当する番組放映をしている時間帯にテレビやラジオを点けて、適度な運動を促すなどしてぜひ試してみて下さい。

まとめ

この記事では、高齢者に多く見られる病気とその予防法を解説しました。

高齢者は病気にかかりやすく、一方で病気にかかれば治りにくい現状があることがわかりました。

 

健康的な生活を送るためには、病気にかからないように予防することが大切です。また、病気にかかったとしても、早期に発見し、早期に適切な治療に繋げていくことが求められます。

 

今回紹介した内容を十分に理解したうえで、身体の異変を感じたら早めに医療機関に相談し、受診することをおすすめします。

 

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参考文献

・認知症ケア学会編「認知症ケアの実際Ⅱ:各論 改訂5版」ワールドプランニング

・『最新 社会福祉士養成講座 高齢者福祉』一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集(2021)中央法規出版

平成29年版高齢社会白書(全体版)内閣府

令和5年版高齢社会白書(全体版)内閣府

【特集】高齢者に多い薬の副作用 抗がん剤や抗うつ薬、その他の治療薬について NHK 健康ch

保険薬局調剤データベースを用いた多剤服用の実態調査 ─全年齢を対象とした薬剤数,薬効分類別薬剤数の検討─ 後藤浩志ら 日本老年薬学会雑誌 Vol.3 No.3 2020

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