グループホーム施設長のお話
介護の声
皆様こんにちは、あなたのケアリエ和田でございます。
今回は「施設運営をしている」からこそ聞けるお話をお伺いしてきました。
今回のタイトルはアリストテレスの格言からいただきました。
今回お話を聞かせてくださったのは「らくらの家・ふとみ」グループホームのホーム長、南畑さんです。
私自身、認知症への理解をより深めたいと考え、認知症のお客様と接するうえでどのように普段から心がけているのか等をお伺いするために、今回お時間をいただきました。
「人格」とは人間らしさと安全から成り立ち、人間らしさとは否定されないこと、認められること、信用されること。
「安全」は生活上の安全と食事ができることから成り立ちます。
この2つがどちらもあって自分らしさがあるといえるそうです。
今の社会は自分らしさを実現することを全面に押し出していますが、「自分らしさ」とは一体何でしょうか。
他人の言う自分らしさは本当の自分らしさなのでしょうか。
私たちも「自分らしさ」を考えたときにわからないことがありますよね。
認知症を患ってしまうと、自分らしさを表現することはより一層難しくなってしまいます。
だからこそ、介護職員はどうすればいいのかを考えます。
自分らしさを表現できるように関わっていくのがグループホームで、認知症への理解とは、代弁者として「受け止めていく」ことです。
そして重要なことは社会性(集団体操やレク)と個人の時間(趣味活動)のどちらも大切にすることです。
そして「何ができるか」ではなく、「本来やりたいものは何か」を考えていくことが重要とのことです。
グループホームでは、そうして「本人にとって自分らしい生活」を見つけていくのだそうです。
認知症に関しては日々勉強をしていますが今回お話を聞いて、実際に働いている方からの話だったり、「自分らしさ」に着目して見てみるとまた違った発見があるように感じました。
皆さんもこれを機に、自分らしさについて深く考えてみませんか?
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