”エンディングノート”は大切な人への愛情ノート|北海道札幌市周辺の介護施設を探すなら「介護コネクト」

”エンディングノート”は大切な人への愛情ノート

ケアリエコラム>終活関連

「終活」という言葉を聞いたことはあるけど、「まだ早い」「何から始めていいか分からない」と思っている方はいませんか。終活といってもやることはさまざま。

 

簡単に始められることの一つとしてエンディングノートをオススメしています。

 

エンディングノートには人生を振り返り、家族との思い出や感謝の気持ちを伝えることができるほか、財産についてなど自分の情報を書き記すことができます。

 

ご自身がどこの銀行にいくつ口座を持っているか、どんな保険に加入しているかなどご家族はご存じですか。おそらく知らない人の方が多いのではないでしょうか。

 

 

-目次-

1.まずは自分の財産を知ろう

 預貯金

 不動産

 有価証券

 生命保険

 その他

2.亡くなった後のことだけではない!

3.なかなか言えない気持ちを伝えよう

4.まとめ

-エンディングノートの書き方セミナー

まずは自分の財産を知ろう

財産とは預貯金、不動産、有価証券などのことをいいます。

預貯金

最近はネットバンクに口座をお持ちの方も多いかと思います。

 

とても便利なネットバンクですが、その反面、通帳やキャッシュカードがないものも多く、そもそもネットバンクに口座を持っていることを自分以外知らないということはよくあります。

 

そのためエンディングノートに自分が持っている口座(銀行名、口座番号)について書いておきましょう。

 

ネットバンクをお持ちの方はIDとパスワードも書いておくと、遺された家族がスムーズに相続手続きをすることができます。

不動産

毎年、春に送られてくる固定資産税納税通知書の納税者氏名が不動産所有者とは限りません。法務局で不動産登記簿(全部事項証明書)を取得することで、所有者を確認できます。

 

また、納税通知書は課税されている不動産のみが記載されるため、山や畑などの課税がされていない不動産については記載されていません。

その場合は不動産がある市区町村にて名寄帳を取得し確認することができます。

 

中には自分の家だと思っていたら登記上は父親のままだったということも少なくはありません。自分の持っている不動産を再確認するいい機会ではないでしょうか。

有価証券

預貯金と同様にオンライン証券を利用している人が増えています。家族はどのような有価証券を持っていて、どこの証券口座を持っているのか把握できているでしょうか。

 

ご自分の持っている有価証券をしっかり書きまとめておきましょう。

オンライン証券口座をお持ちの方は、ネットバンキング同様、IDとパスワードも書きとめましょう。 

生命保険

保険料を払っていても受取人がその存在を知らずにいると請求できません。また保険金の請求には期限があるため、せっかく保険をかけていたのに誰も受け取れないという恐れもあります。

 

保険証券をもとに証券番号、受取人などの必要事項をエンディングノートに書いておくことで、そのような恐れを防ぐことができます。保険証券がお手元にない方は保険会社にて再発行の手続きをしておきましょう。 

その他

終活をしている方で葬儀会社の会員になっている方もいるのではないでしょうか。その事実をご家族は知っていますか?

 

せっかく会員になって積み立てをしていても、葬儀を行う人がそれを知らずに別の葬儀会社で葬式を行ってしまったという話はよく聞きます。

 

人が亡くなると短い時間で決めなければならないことがたくさんあるため、葬儀会社の会員だったのかどうかまで考える余裕もありません。事前に身近な人には話したうえで、エンディングノートにも書いておくことが大切です。

亡くなった後のことだけではない!

エンディングノートは自分が亡くなった時のためだけのものではありません。

 

例えば、病気の告知や延命治療の希望、介護が必要になった場合の希望を書くことができます。これらを書いておくことで、いざというときに家族の判断の助けとなるでしょう。

 

本人の意思を知っているかどうかで家族は悔いが残らない決断ができます。

また意外と家族は自分の交友関係を知りません。何かあった時に知らせてほしい「知人リスト」も書いておきましょう。

なかなか言えない気持ちを伝えよう

身近な人ほどなかなか素直に「ありがとう」と言いにくいものです。面と向かって言えない想いをエンディングノートに書いてみませんか。

 

日頃の感謝の気持ちやお墓や仏壇など引き継いでもらいたいこと、普段は言いにくいことを書くことで、これからの過ごし方も少し変わるのかもしれませんね。

 

そのほかにもエンディングノートには今まで過ごしてきた思い出、これまで旅行した場所を記入するページなどがあるため、人生を振り返るいい機会になります。

 

「こんな友達いたな、会いたいな」「あの国に行ってみたかったな」などやりたいこと、会いたい人などに気づくことで、人生がより明るく、前向きになるでしょう。

まとめ

終活は決して暗く重たいものではなく、今後の人生を楽しく過ごすための活動です。

 

エンディングノートは、家族のための「愛情ノート」であり、自分の残りの人生を豊かにするための「振り返りノート」でもあります。

 

介護コネクトでは終活・相続支援センター札幌様と連携して「エンディングノートの書き方セミナー」を実施します。一緒に書いてみませんか。

エンディングノートの書き方セミナー

<日時>

2023年2月15日(木)10:00~11:30

 

<場所>

終活・相続支援センター札幌

 

株式会社HCA

〒060-0807

札幌市北区北7条西6丁目2-5 NDビル4F

TEL:0120-556-311

 

 

終活に関すること、介護に関すること、高齢者施設に関することなどお気軽にご相談ください。 

 

施設探し・介護のご相談は介護コネクトにお任せください-

 

お電話からのご相談はこちら/

WEBからのご相談はこちら/

 

 

この記事の関連記事

【要支援1とは?】要支援2との違いや入居可能な介護施設、ケアプラン例を解説

要支援1は、7段階に分かれている要介護認定区分のうち、最も自…

要支援1は、7段階に分かれている要介護認定区分のうち、最も自…

【要介護認定区分とは?】要支援・要介護、全7段階の心身状態の違いを解説

要介護認定区分とは、市町村の実施する要介護認定で定められた基…

要介護認定区分とは、市町村の実施する要介護認定で定められた基…

終活への大切な一歩【オンラインアカウントの整理】

みなさん、こんにちは。最近ではインターネットを使った様々なサ…

みなさん、こんにちは。最近ではインターネットを使った様々なサ…

【認知症予防に効果的な食事】ポイント5つとMIND食について解説

認知症予防には、毎日の食事が重要な役割を果たします。 この…

認知症予防には、毎日の食事が重要な役割を果たします。 この…

【成年後見制度とは】 任意後見制度と法定後見制度の違い、よくある質問5つを解説

成年後見制度は、認知症や障害などによって判断能力が十分でない…

成年後見制度は、認知症や障害などによって判断能力が十分でない…

【介護予防センターはどんな場所?】 3つの役割と介護予防教室の実施例を紹介

介護予防センターは、地域に住む高齢者が健康なうちから介護予防…

介護予防センターは、地域に住む高齢者が健康なうちから介護予防…

【日常生活自立支援事業とは?】サービスの内容と流れを解説

認知症高齢者の暮らしのなかには、様々な不安や疑問があるのはも…

認知症高齢者の暮らしのなかには、様々な不安や疑問があるのはも…

【認知症予防になる食べ物】 今日の食事が20年後の身体をつくる!

近年、認知症患者数は増加傾向にあり2025年には700万人、…

近年、認知症患者数は増加傾向にあり2025年には700万人、…

北海道限定介護コネクトの電話番号 お問い合わせ